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“その先”を見据えるMF齊藤未月「A代表に選ばれるレベルに」

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U-23日本代表候補MF齊藤未月(湘南→ルビン・カザン)

 ロシアに新天地を求めた。U-23日本代表候補MF齊藤未月(湘南→ルビン・カザン)は、国内組としてラストとなる活動に臨んでいる。

 前日に開催されたJリーグアウォーズ。J1第27節神戸戦の後半39分に叩き込んだ50メートル級のロングシュートが、最優秀ゴール賞に選出された。「素直に嬉しかった。もっと多くのゴールを決めて、その中から選ばれれば良かったけど嬉しかった」と喜びを表した。

 今月14日にはロシア・プレミアリーグ(1部)のルビン・カザンへの期限付き移籍が発表された。同年代の多くの選手が欧州でプレーするようになり、10月、11月に行われたA代表の活動には五輪世代7選手が招集されている。当然、齊藤の視線も、五輪代表の先にあるA代表を見据えている。

「この活動で横内コーチも森保監督も言っていますが、五輪の先にA代表があり、A代表に選ばれるレベルに持っていくことが大事。そのための移籍だと思っています」

 しかし、ロシアに旅立つ前にやるべきことが残されている。「チームでやるべきことをやってここに選ばれていると思う。しっかり自分のプレーを出すことが大事だし、チームとしての、個人としてのレベルアップを求めてやっていきたい」と今活動での完全燃焼を誓う。

(取材・文 折戸岳彦)

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