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R・マドリーが今季初の5連勝!! 主力復帰で完全復活か、首位アトレティコを猛追

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[12.23 ラ・リーガ第15節 R・マドリー2-0グラナダ]

 ラ・リーガは23日、第15節を各地で行い、レアル・マドリーグラナダに2-0で勝利した。これで今季初の5連勝を達成し、2試合消化が少ない首位のA・マドリーに勝ち点で並んだ。

 この日のR・マドリーは前半開始早々、DFラファエル・バランのパスミスから大きなピンチ。グラナダはMFケネディに当たったボールを拾ったFWロベルト・ソルダードがドリブルで攻め込み、ラストパスからMFアントニオ・プエルタスが強烈なシュートを放った。だが、これは大きく枠外。R・マドリーにとっては命拾いとなった。

 その後は両者とも拮抗した展開となったが、R・マドリーは前半37分に痛いアクシデント。敵陣にドリブルで攻め込んだFWロドリゴ・ゴエスが左足の太もも裏を負傷し、FWマルコ・アセンシオとの交代を強いられた。

 それでも0-0で迎えた後半11分、R・マドリーは波状攻撃を展開。DFセルヒオ・ラモスのクロスに合わせたアセンシオのトリッキーなヒールシュートはポストに直撃し、MFフェデリコ・バルベルデのボレーも相手GKのビッグセーブでチャンスを逃したが、直後のビルドアップで試合を動かした。

 ゆったりとしたボール回しからクロースのフィードが左サイドのDFフェルラン・メンディに渡ると、スルーパスに抜け出したアセンシオがファーサイドにハイクロスを供給。これに飛び込んだMFカゼミーロが高い打点のヘディングシュートでゴールマウスに突き刺した。

 そのまま優位に試合を進めたR・マドリーは後半アディショナルタイム、カゼミーロのクリアボールを拾ったMFイスコがスルーパスでショートカウンターをスタートすると、これに抜け出したFWカリム・ベンゼマが右サイドからカットインし、左足シュート。これが相手に当たってゴールに吸い込まれ、2-0で試合を締めた。

 R・マドリーは第12節のセビージャ戦で4試合ぶりの白星を挙げて以降、A・マドリー、ビルバオ、エイバル、グラナダという難敵を連破し、今季初の5連勝を達成。今季の序盤は大きく出遅れたが、第12節からベンゼマが復帰し、ラモス、カルバハルといった主軸も第13節から出場が続く中、見事な復調を果たしている。

●ラ・リーガ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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