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元フランス代表指揮官ドメネクがナントの新指揮官に…27年ぶり仏1部で指導

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元フランス代表監督レイモン・ドメネク

 かつてフランス代表を率いたレイモン・ドメネクが、再びフランス1部チームで指揮することとなった。

 現地時間23日、リーグ・アンのナントは新監督としてドメネクを招へいしたことを公表した。ナントは12月8日にクリスティアン・グルキュフを更迭し、その後指揮官のポストは空席になっていた。

 1952年生まれ、現在68歳のドメネクは現役時代リヨン、ストラスブール、ボルドーなどでプレーし、フランス代表としても8キャップをマーク。現役引退後は指導者に転身し、1988年~1993年までリヨンを率いた。

 U-21フランス代表指揮官を経て、EURO2004終了後にはフランスフル代表の監督に昇格。2006年のドイツ・ワールドカップではジネディーヌ・ジダン、フランク・リベリらを要して決勝まで勝ち進むも、ファイナルで惜しくも敗れて準優勝に終わった。

 その後2010年までフランス代表を率いたドメネクだったが、特定の選手を冷遇するなど、騒動を巻き起こしたことも。南アフリカ・ワールドカップでは大会中にニコラ・アネルカの反発を受け、同選手を追放した。すると選手たちが代表でのボイコット行動に出るなど、教え子たちと大きく対立したことで話題となった。

 2016年~2019年まではUEFA公式戦に出場資格のないブルターニュ代表指揮官を務めていたが、今季途中からナントを率いることに。リヨンを率いていた1993年以来、27年ぶりフランス1部での指導となる。

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