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[MOM3328]横浜FCユースMF山崎太新(2年)_目標は「2冠と得点王」U-16代表候補が決勝ミドル弾

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多くのチャンスに絡んだMF山崎太新(2年)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.25 日本クラブユースサッカー選手権U-18大会1回戦 横浜FCユース 1-0 熊本ユース 前橋フA]

 決勝点となるミドルシュートを叩き込んだのはU-16日本代表候補にも名を連ねる横浜FCユースのMF山崎太新(2年)。インサイドハーフとして多くの決定機に絡み、60分に途中交代となったものの、存在感は絶大だった。早川知伸監督も「ゴールに向かう姿勢を持っていた」と評価した。

 本来は縦へのドリブル突破を生かして、両サイドのウィングに入ることが多い山崎だったが、この日はインサイドハーフに入った。「ボールに多く関わって、守備でも自分のところからスイッチを入れたかったです」と攻守で求められた役割を理解し、決定機を多くつくり出すことに成功した。

「インサイドハーフだとボールに多く関われるので、攻撃にリズムをつくれました。サイドに行くこともできて自由にプレーできますし、自分の武器であるドリブルも出せました」。特に左ウィングに入ったMF佐々木柊真(3年)と良いコンビネーションを見せて、時々自分が左サイドへ入って行くなど、変化をつけたことも活躍につながった。

「得点王を狙っています。1試合1点取って、チームを勝たせて優勝したいです。(プレミアリーグ関東との)2冠を獲りたいですね」と意気込む山崎。ドリブルを生かしながら中央とサイド、両方で質の高いプレーができる強みを生かし、今大会のヒーローとなることを目指す。

(取材・文 小林健志)
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