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ランパード、年内残り2戦の超過密日程に不満「48時間で2試合…公正な競争ではない」

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フランク・ランパード監督が超過密日程に不満

 プレミアリーグ第15節アーセナルvsチェルシーのビッグロンドンダービーを前に、チェルシーのフランク・ランパード監督が過密日程を嘆いている。

 チェルシーは現地時間26日(日本時間26日26時30分)にプレミアリーグ第15節のアーセナル戦を消化し、それから中1日で現地時間28日(日本時間28日26時30分)には第16節でアストン・ビラをホームに迎え撃つ。

 ランパードはアーセナル戦を前にした会見で「2日間……48時間で2試合もある」とチームのコンディション維持が難しいと主張している。

「私はクレバーに立ち回りたいが、こればかりは難しい。マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、リバプールは3~4日で2試合だが、我々は48時間で2試合だ。プレミアリーグは高い質を保つべきだが、これは逆効果になっているね。さすがにトップコンペティションでここまで試合間隔が詰まると、コンディション管理も難しい」

「しかも激しく消耗するであろうアーセナル戦を消化して、年明け最初の試合にはマンチェスター・シティとの大一番が控えている。(28日に戦う)ビラ側もスケジュール的に火曜日(29日)の試合を望んでいた。私達もそうだった。だがプレミアリーグと放送局の都合により、それは却下されてしまったんだ」

「このスケジュールは公正な競争だと思えないし、明らかな誤りだと思う。これはチェルシーだけの問題ではないし、ビラのみんなも希望していない日程だ。過密日程でプレーすることで、特定のチームは問題が生じてしまう」

 そのうえで、指揮官ランパードは現在の社会情勢も踏まえ、コンディション維持が難しいと強調している。

「他のチームと同様の休息時間が設けられていないというのは、本当に厳しい。90分通してハイレベルなプレーをすることは難しいし、今は外に出てトレーニングすることだって問題が生じる。それはプレミアリーグの誰もが抱えている難題だ」

「放送局はプレミアリーグについてクオリティ維持を優先させても良いはず。そうなるとこの日程は考えられないよ。おそらく私も大胆なローテーションで大半の選手を入れ替えることになる。26日と28日。この両試合で立て続けに選手をピッチに送り出すということは、プレーヤーを危険にさらすものだ」

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