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「優勝を目指していた」FC多摩・貴田遼河は4戦連発も4強終戦に唇噛む…世代注目FWは名古屋U-18へ

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FW貴田遼河は高校年代での飛躍を誓った

[12.26 高円宮杯U-15準決勝 FC多摩3-3(PK2-4)鳥栖U-15 味フィ西]

 エースはこの日も仕事をした。初出場で準決勝まで勝ち上がったFC多摩ジュニアユースは前半26分、MF菅井友喜のFKをFW貴田遼河が頭で合わせて先制。2-3と逆転を許して迎えた後半24分には今度は菅井のCKをまたも貴田が頭で合わせて、3-3の同点に追いついた。

 貴田はこれで1回戦から4試合連続ゴール。通算7得点と堂々ランキングトップに立っている。しかし貴田は「得点王というよりは、優勝を目指していた」とポツリ。接戦を落とした結果に、「得点王と優勝が獲れれば大満足でしたけど、今は悔しい気持ちの方が強いです」と唇を噛んだ。

 街クラブの快進撃をけん引した。OBにDF関川郁万(鹿島)やFW宮崎純真(甲府)、DF佐藤瑶大(明治大/G大阪内定)といったJリーガーがいるが、高円宮杯出場は初。そして初戦から札幌U-15、清水JY、神戸U-15とJ1下部組織を連破する力強さをみせて、4強まで勝ち上がっていた。

 平林清志監督は「街クラブでもみんなでファイトして、ボールを大切にするサッカーをしていけばここまでこれると証明できた」と胸を張る。そのうえで、「(チーム成績は)出来過ぎなところはあるけど、得点力のある貴田のおかげ」と主将としてもチームをまとめた大黒柱を称えた。

 貴田は先日行われたU-15日本代表候補合宿にも参加。世代注目の選手に成長した背番号10は、来季から名古屋グランパスU-18でプレーすることが決まっている。「目標は1試合で必ず3点取れるような選手。何失点しても、自分がチームを勝たせられるような選手になっていきたい」。名古屋で更なる進化を目指す。

(取材・文 児玉幸洋)
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