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「僕にとっての『家』です」…甲府FW太田修介が町田に完全移籍

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甲府FW太田修介が町田に完全移籍

 FC町田ゼルビアは28日、ヴァンフォーレ甲府FW太田修介(24)が完全移籍で加入することを発表した。

 甲府の育成組織出身の太田は、日本体育大を経て、2018年に古巣に加入。在籍3年目の今季はリーグ戦31試合に出場し、6得点を記録している。

 町田加入に際し、クラブ公式サイトを通じて「FC町田ゼルビアのファン・サポーターの皆さん、初めまして。ヴァンフォーレ甲府から来ました、太田修介です。まず初めに、僕の特徴を評価しオファーをくださったクラブに感謝致します。FC町田ゼルビアのクラブとしてのビジョンを聞き、僕もそのビジョンを成し遂げる一員になりたいと思いました。この移籍は簡単な決断ではなかったので、覚悟をもってきました。ゼルビアの未来、そしてJ1昇格の為に全力で闘います。熱い応援よろしくお願いします!」とコメントした。

 また、甲府公式を通じて、以下のように惜別の言葉を伝えている。

「ヴァンフォーレ甲府を支え、熱い支援、応援をしてくださっている皆様。この度、私、太田修介はFC町田ゼルビアに移籍することとなりました。

 正直にお話をすると、この決断をするのには、とても時間がかかりました。悩みに悩み、自分の感情についていけない時もありました。僕の心の中で移籍するという決意をしても、僕を育ててくれたみなさんの姿と今まで支えてくださったみなさんの姿、クラブ関係者の皆さんの姿、そして試合に出ている時も出ていない時も応援し続けてくれたファン、サポーターの皆さんの姿を思うたび、そして僕の心の中にあるヴァンフォーレ甲府という存在の大きさを思うたびに迷い、決断しきれない日々が長く続きました。

 ヴァンフォーレ甲府は僕にとっての「家」です。未熟者の僕を支えてくれる方々がいて、寄り添ってくれる方々が常に近くにいました。その中でプレーできることはとても幸せなことでした。

 しかし、もっと選手として大きな成長を遂げたい、上を目指したいという気持ちが強くあり、その為には、何かを掴み取りに行く覚悟が必要だと感じ、それには環境を変える事が一つの手なのではないかと考えました。

 ヴァンフォーレ甲府に貢献をしたいという気持ち1つで今までプレーしてきました。大した貢献ができていない中、今の自分に、甲府の為に出来ることは少ないと感じ始めました。クラブに居続けることだけでは貢献になりません。

 環境を変え、新しいチャレンジをして、自分と向き合い、自分の成長にフォーカスしてスケールの大きい選手になりたい。そう思い、移籍を決断しました。

 将来的に形はどうなるか分かりませんが、ヴァンフォーレ甲府に大きな貢献ができるように、頑張っていきます。アカデミー含め9年間、本当にお世話になりました。本当にありがとうございました」

以下、クラブ発表プロフィール

●FW太田修介
(おおた・しゅうすけ)
■生年月日
1996年2月23日(24歳)
■出身地
山梨県
■身長/体重
176cm/70kg
■経歴
池田サッカースポーツ少年団-甲府U-15-甲府U-18-日本体育大-甲府
■出場歴
J2リーグ通算:36試合6得点
カップ戦通算:6試合
天皇杯通算:7試合2得点

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