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メッシ招集外のバルサ、PK失敗&VARでゴール取り消し…乾スタメンのエイバルが敵地カンプ・ノウで勝ち点1獲得

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MF乾貴士は先発フル出場

[12.29 ラ・リーガ第16節 バルセロナ1-1エイバル]

 ラ・リーガ第16節が29日に開催され、MF乾貴士とFW武藤嘉紀の所属するエイバルは敵地カンプ・ノウでバルセロナと1-1で引き分けた。乾は3試合連続でスタメン出場し、90分間プレー。23日の前節アラベス戦(●1-2)でメンバー外だった武藤はベンチスタートとなり、1-1の後半28分に投入されて2試合ぶりの出場を果たしている。

 ホームのバルセロナは右足首を治療中のFWリオネル・メッシが招集外。前節バジャドリー戦(○3-0)に続いて3バックを採用し、前線は2シャドーにFWアントワーヌ・グリーズマンとMFペドリ、1トップにFWマーティン・ブレイスウェイトが入った。対するエイバルは4-2-3-1の布陣。MFブライアン・ヒルが欠場し、乾は同選手が務めていた左サイドハーフを担った。

 バルセロナは前半7分、左CKからの競り合いでDFロナルド・アラウホへのファウルがあったとして、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を経てPKを獲得。同8分にキッカーのブレイスウェイトが右足でゴール左を狙ったが、枠を外してしまった。

 前半25分には、左ウイングバックのDFジュニオール・フィルポからの折り返しをPK失敗のブレイスウェイトが右足で押し込む。しかし、VARの介入でオフサイドと判定され、得点は認められなかった。

 すると、試合は意外な形で動く。後半13分、FWキケ・ガルシアが最終ラインのアラウホからボールを奪い、ドリブルでゴール前へ。GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンとの1対1から左足で流し込み、アウェーのエイバルが先制した。

 後半開始からFWウスマン・デンベレを投入していたバルセロナは、失点後にMFコウチーニョとFWフランシスコ・トリンコンもピッチへ送り出す。後半22分には敵陣でのパスワークからフィルポがPA内左に抜け出し、左足でグラウンダーのクロス。ファーに流れたボールをデンベレが右足で蹴り込み、1-1とした。

 エイバルは後半28分にK・ガルシアを下げて武藤を送り込んだが、1-1のまま試合終了。バルセロナは5戦無敗(3勝2分)、エイバルは3試合勝ちなし(1分2敗)となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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