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[MOM3343]那覇西MF山川樹(3年)_冷静だった主将の逆転弾

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(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.31 全国高校サッカー選手権1回戦 明桜3-4那覇西 フクアリ]

 2度のビハインドを跳ね返して3-3に追いついた勢いづく流れの中でも、主将は冷静だった。那覇西高(沖縄)は左サイドからのCKを獲得した後半39分、ニアサイドに蹴るCKが続いていたと感じたMF山川樹(3年)がMF上地悠智(3年)にファーサイドに蹴るように要求。そして山川はそこに飛んできたボールにいち早く反応し、逆転弾をねじ込んだ。

「折り返すか、自分で決めるかはあったと思うけど、とにかく強い気持ちが生んだゴールだったと思います。自分だけじゃなく、仲間が相手を引き付けてくれたことが得点に繋がった。自分ひとりのゴールじゃないなと思います」

 今年は新型コロナウイルス蔓延の影響で、どのチームも活動の制限を強いられた。特に離島である沖縄県勢は県外チームと試合を行うことがより困難な状況で、チームに強化に不安を持ちながら1年間を過ごしてきた。

 いろんな人の支えがあって、この舞台に立てたと感謝する。固さが取れずに2点の先行を許した時も、「このままじゃ帰れない」と奮い立たせたという。「次はまた強いチームが来るけど、初戦で勝てたことは大きいと思う」。次戦は市立船橋との対戦に決まったが、今日のような粘り強さを武器に強豪に立ち向かう。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2020

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