beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

[MOM3349]近江DF那須日夏留(3年)_攻撃型DFが近江の全国初ゴールをゲット

このエントリーをはてなブックマークに追加

前半8分、近江高の左WB那須日夏留が左足PKを決めて先制

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.31 選手権1回戦 日大山形高 1-1(PK3-5)近江高 ニッパ球]

 左WB那須日夏留(3年)が滋賀の新鋭・近江高の全国初ゴールを決めた。前半8分、那須はMF冨板優馬(3年)との連係でスピードを持ってPAへ侵入。シュートへ持ち込もうとしたところで相手DFと交錯し、PKを獲得した。

 そして、「PKキッカーは僕か冨板選手で、冨板選手は『オレ、蹴る』と言ってきたんですけれども、僕がもらったPKだったので自分で蹴りました(微笑)」と左足でゴール。過去、近江はインターハイに2度出場しているがいずれも無得点で初戦敗退に終わっている。これが選手権初出場校・近江にとって全国大会初ゴールとなった。

「初出場で、初得点で、自分にとって、とても嬉しかったです」という那須は、その後も積極的な仕掛けでチームに勢いをもたらしていた。斜めのドリブルで相手守備網に穴を開け、絶妙な左足クロスで決定機を演出。対面で先発した相手選手を交代へ追い込むなど、日大山形高にとって脅威となっていた。

 この日、左WBで先発した那須だが、県予選ではCBを務めていた。ただし、「WBの方が攻撃に積極的に参加することができますし、CBよりも得点に絡める」という那須は旺盛な攻撃心をピッチで表現。冨板と組む左サイドは強豪校との練習試合でも通用したという手応えがある。

 この日のプレーについては、前田高孝監督も「良くやってくれたと思います」と評価。対戦相手を分析して左WB起用を決断したコーチ陣の期待に応える活躍だった。そして、チームも勝利。だが、後半終了間際に足を攣らせて交代した那須は試合後も悔しさを滲ませていた。

 2回戦の対戦相手は強豪、神村学園高。この日よりもチャンスが少なくなることが予想されるが、「自信を持って自分のプレーができれば良い」。自分のサイドからチャンスを作り、最後まで走り続けて近江の全国2点目も狙う。
 
(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2020

TOP