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選手権デビュー戦で実力示すも、「まだまだできる」。神村学園の注目1年生コンビは2回戦以降で結果を

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神村学園高のエース番号「14」を背負うU-16日本代表MF大迫塁

[12.31 選手権1回戦 前橋商高 1-2 神村学園高 ニッパ球]

 選手権でも実力は示した。だが、求められているものはチームを勝たせる活躍だ。神村学園高は注目の1年生コンビ、U-16日本代表MF大迫塁とU-17日本代表FW福田師王が揃って先発出場。「選手権デビュー」を果たした。

 立ち上がりから能力の高さを見せていたのが福田だ。9分、右オープンスペースでボールを引き出すとDFと競りながら強引に振り切り、さらに中央へ。相手の守りをこじ開けるような突破から左足を振り抜いた。いきなりインパクト十分のプレーを見せた福田は、その後も抜群のバネを活かしたヘディングでゴールを狙う。20分には左クロスを頭で合わせたボールがクロスバーを叩き、後半にもDFを強引に剥がして右足シュートを放った。

 一方の大迫もスキルの高さを見せる。巧みなポジショニングから1タッチパスでフリーの味方へボールを繋ぐ。そして15分には上手く自分のスペースを確保しながら右中間を抜け出し、ラストパス。24分には福田へ絶妙なスルーパスを送るなど存在感ある動きを見せ、自らシュートへ持ち込む積極性もあった。後半29分には左サイドの崩しに係わり、同点ゴールを演出。エース番号「14」を背負うレフティーも逆転勝利に貢献した。

 2人とも対戦相手の脅威に。だが、ゴール・アシストという結果を残すことはできなかった。有村圭一郎監督は「3年生とやっても遜色なくできるのはもう分かっているんで、あとは本人たちがもっともっと成長するためには目立つだけじゃなくて結果にこだわっていかないといけないとは思います」とコメント。目立つだけでなく、前回大会の青森山田高MF松木玖生のように1年生でも結果を残していかなければ、より大きく成長することはできない。

 主将のMF永吉飛翔(3年)は2人について「チームの中でもトップレベルの技術やメンタリティーを持っているので頼もしい存在ではあります」とその力を認め、「まだまだできると思います」と期待した。

 もちろん本人たちも結果にこだわっている。大迫は選手権開幕前、「選手権優勝したい。ゴールを狙ってゴールとかアシストとか結果を残せる選手になりたい」と意気込み、福田は「選手権では勝てるようにしていきたいです。(個人の目標は)得点王です」と宣言していた。今大会、すでに結果を残した1年生もいる。負ける訳にはいかない。2回戦以降では自分たちがゴール、アシストを記録して神村学園を勝たせる。

神村学園高の1年生FW福田師王は突破力、空中戦の強さで違いを示した


(取材・文 吉田太郎)
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