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スペイン紙が“マルセロの呪い”を指摘「再び議論を巻き起こす」

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今季公式戦7試合に出場しているDFマルセロ

 スペイン『マルカ』が「マルセロ、止まらない呪い」と題し、ブラジル代表DFがレアル・マドリーに与える影響について言及した。

 これまでレアルの絶対的な左サイドバックとしてラ・リーガ優勝5回、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇4回など数々のタイトル獲得に貢献してきたマルセロだが、最近の序列はフランス代表DFフェルラン・メンディが上となっている。

 その中でレアルは昨年12月30日、リーガ第16節のエルチェ戦でマルセロを公式戦8試合ぶりにスタメン起用。しかし、試合は1-1のドローに終わり、公式戦の連勝が6で止まった。

 これを受けて同紙は「マドリーは再びつまづいた。第2キャプテンの復帰は、ラ・リーガ5試合とチャンピオンズリーグ1試合の合計6試合に及んだ連勝の終わりと重なった」とレポートしている。

 攻撃意識の高いマルセロの左サイドを対戦相手のエルチェに狙われていたことにも触れ、「彼の守備力が再び議論を巻き起こすことになるだろうというのが真実だ。ピッチ上でのブラジル人の存在は、マドリーのディフェンスを大きく弱めた」と指摘した。

 また、スペイン『フットボール・エスパーニャ』も同紙の記事を取り上げた上で“マルセロの呪い”を紹介。2019年にジネディーヌ・ジダン監督が再登板して以降、レアルは65試合で10敗を喫しているが、マルセロはその敗戦すべてで先発出場しているという。その一方でスタメンを外れた36試合は無敗だったとし、「マルセロの存在がいかに守備面でチームを弱体化させたかが浮き彫りになっている」と強調した。

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