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初出場同士の一戦制したのは創成館!! 学法石川をPK戦の末に下して選手権初白星

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創成館高(長崎)が選手権初勝利(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[1.2 全国高校選手権2回戦 学法石川高1-1(PK3-4)創成館高 NACK]

 第99回全国高校サッカー選手権2回戦が各地で行われ、NACK5スタジアム大宮の第1試合では初出場となる学法石川高(福島)と同じく初出場の創成館高(長崎)が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は後半12分に学法石川が先制するも、同15分に創成館が追い付く。1-1で前後半を終えて突入したPK戦を創成館が4-3で制して2回戦を突破した。翌日に行われる3回戦で昌平高(埼玉)と対戦する。

 初出場校同士の対戦。予選で学法石川が4試合1失点、創成館が4試合無失点と両チームともに堅守が武器に。前半3分にFW阿部吉平(1年)、同9分にはFW竹沢陸(2年)がPA外から狙うなど、序盤から学法石川が積極的にシュートを狙う。一方の創成館はボランチのMF岩崎雄永(3年)とMF吉村大和(3年)を中心に攻撃を組み立てようとする。同30分にはロングスローのこぼれ球に反応したMF山本祥領(3年)がフィニッシュに持ち込むも、シュートはゴール右に外れてしまった。

 前半35分には学法石川がゴールを脅かす。右サイドでボールを受けたMF渡辺航大(3年)が放った右足シュートが枠を捉えるも、横っ飛びしたGK永田健人(2年)に弾き出されてネットを揺らすには至らず。さらに同39分にはDF立澤希望(3年)が直接FKでゴールを脅かしたが、ボールはわずかに左に外れしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、同12分に学法石川がスコアを動かす。PA内左でボールを受けた渡辺が相手に囲まれながらも、中央に切れ込んでコースを生み出すと、右足のシュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。しかし、3分後の同15分に創成館がすぐさま追い付く。PA内左でキープしたFW新川翔太(3年)がクロスを送ると、後方から走り込んだ岩崎が滑り込みながら右足で合わせてゴールを陥れ、試合を振り出しに戻した。

 後半20分には創成館が勝ち越しのチャンス。ルーズボールからPA内に侵入したFW波多野太一(1年)が至近距離からフィニッシュも距離を詰めたGK渡辺駿(3年)にストップされてしまう。その後も両チームともにゴールを脅かす場面を作り出したが、勝ち越しゴールは生まれずに1-1のまま前後半終了を迎えた。

 迎えたPK戦。ともに1人ずつが失敗して迎えた先攻・創成館の5人目のキッカーを務めたFW新川翔太(3年)が決めると、後攻・学法石川の5人目のシュートをGK永田健人(2年)がストップし、創成館がPK戦を4-3で制して3回戦へと駒を進めた。

 チームを率いる久留貴昭監督は「初戦ということで硬さがでると思ったが、集中力を切らさずによくやってくれた」と初出場で初勝利を挙げた選手たちを称賛。次戦・昌平戦に向けて「後ろがしっかり集中して守り、前線が少ないチャンスをモノにするような試合になると思う。僕たちはチャレンジャーなので思い切って自分たちのプレーをできるように頑張っていきたい」と意気込みを示した。

(取材・文 折戸岳彦)
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