2日のラ・リーガ第17節レバンテ戦で招集外となったビジャレアルMF久保建英は、ヘタフェ移籍が直近に迫っているようだ。『マルカ』などスペインメディアが報じている。

　ビジャレアルの直近3試合ではベンチスタートで出場機会を得られず、ついにレバンテ戦で加入後初の招集外となった久保。『マルカ』いわく、招集外の理由は久保の所属元であるレアル・マドリー、レンタル移籍を望むヘタフェ、そしてビジャレアルの交渉が進展しているためであるという。

　ビジャレアルは約500万ユーロの費用で久保のレンタル移籍を決めたとされるが、現在はヘタフェとその費用の埋め合わせなどについて交渉しているようだ。

『マルカ』は「ヘタフェは久保を望み、久保はヘタフェのユニフォームに袖を通すことを望み、レアル・マドリーは久保がビジャレアルで得られていない出場時間が与えられることを望んでいる」との理由で、この移籍が無事成立する見通しが極めて高いとの見解を示し、「ヘタフェはその攻撃のために豪華な補強を行う間近」との言葉で記事を締めている。

　またビジャレアル対レバンテをスペイン国内で放送している『モビスタール・プルス』でも、久保の招集外は大きなニュースとして扱われており、試合レポーターは「明後日(4日)にもヘタフェ移籍が完了することになるだろう」と報告している。

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