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選手権8強が決定! 青森山田、山梨学院、帝京長岡、矢板中央が準々決勝へ:3回戦第2試合結果

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山梨学院が8強へ

 第99回全国高校サッカー選手権は3日、3回戦第2試合を行い、青森山田高(青森)、山梨学院高(山梨)、帝京長岡高(新潟)、矢板中央高(栃木)が準々決勝進出を決めた。

 藤枝明誠高(静岡)と山梨学院の試合は接戦に。山梨学院が前半31分にDF浦田拓実(3年)の得点で先制すると、藤枝明誠もその2分後にMF賀茂大紀(3年)がゴールを決め、1-1と試合を振り出しに戻す。試合は後半でも決着がつかず、PK戦へ。山梨学院が7ー6で8強入りを決めた。

 優勝候補・青森山田は帝京大可児高(岐阜)と対戦。前半7分には帝京大可児MF三品直哉(2年)にゴールを決められ、先制を許してしまう。しかしすかさず反撃。同13分に浦和レッズ加入内定のDF藤原優大(3年)がロングスローをヘディングシュートで合わせて同点に追いつくと、前半終了間際にはMF松木玖生(2年)がロングスローの混戦から押し込み、逆転に成功した。

 青森山田は後半20分、またしてもロングスローからの混戦をDF秋元琉星(3年)が仕留める。同22分には帝京大可児FW大森涼(3年)に失点を食らうが、青森山田は35分にPKを獲得。藤原が決め切り、ダメ押しの4点目とした。試合はそのまま終了し、青森山田が4-2で勝利を収めている。

 帝京長岡は神戸弘陵高(兵庫)に3-1で勝利。前半8分に神戸弘陵FW徳弘匠(3年)に先制点を許すが、同14分にはFW葛岡孝大(3年)が同点ゴールを決める。前半を1-1で折り返すと、後半14分にMF上野一心(3年)、その2分後にはMF川上航立(3年)が得点を挙げ、最後までリードを守り切った。

 矢板中央と東福岡高(福岡)の対戦は80分間でスコアは動かず。PK戦の末、矢板中央が3ー1で3回戦突破を決めた。

 すでに第1試合では昌平高(埼玉)、市立船橋高(千葉)、富山一高(富山)、堀越高(東京A)の準々決勝進出が決定済み。ベスト4を懸けた準々決勝は5日に行われる。

【3回戦】
(1月3日)
[フクダ電子アリーナ]
仙台育英 0-3 市立船橋
[市]菅谷暁輝(44分)、加藤想音(47分)、佐久間賢飛(71分)

神戸弘陵 1-3 帝京長岡
[神]徳弘匠(8分)
[帝]葛岡孝大(14分)、上野一心(54分)、川上航立(56分)


[浦和駒場スタジアム]
昌平 3-0 創成館
[昌]荒井悠汰(17分)、須藤直輝(39分)、小川優介(40分+2)

藤枝明誠 1-1(PK6-7)山梨学院
[藤]賀茂大紀(33分)
[山]浦田拓実(31分)


[等々力陸上競技場]
神村学園 0-1 富山一
[富]福岡輝(69分)

矢板中央 0-0(PK3-1)東福岡

[駒沢陸上競技場]
堀越 2-0 丸岡
[堀]中村ルイジ(30分)、日野翔太(80分+2)

帝京大可児 2-4 青森山田
[帝]三品直哉(7分)、大森涼(62分)
[青]藤原優大2(13分、76分)、松木玖生(39分)、秋元琉星(60分)


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