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「風が目に入ったんだ」サウサンプトン指揮官が猛烈“漢泣き”、リバプール率いる同い年クロップ監督から初勝利

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ラルフ・ハーゼンヒュットル監督が“漢泣き”

 サウサンプトンは4日のプレミアリーグ第14節でリバプールに1-0で勝利。ラルフ・ハーゼンヒュットル監督は試合後、膝を落として涙を流した。

 試合は開始2分、サウサンプトンが先制。FWダニー・イングスがPA左からループシュートを放ち、ゴール右隅に流し込んだ。先手を打ったサウサンプトンはリバプールの猛攻を耐え抜き、90分間を完封。1-0で2021年初戦を白星で飾った。

 試合直後、ハーゼンヒュットル監督はピッチに膝をつけて“漢泣き”。指揮官は2018年までブンデスリーガでライプツィヒなどの監督を務めており、同じ53歳のユルゲン・クロップ監督とは幾度と戦いを繰り広げていた。しかしデータサイト『スクワカ』によると、今節の勝利で、クロップ監督が指揮するチームから初めて白星を奪ったことになるという。

 試合後、ハーゼンヒュットル監督は英『BBC』のインタビューに回答。「涙は風のせいだ」と冗談めかしつつ、「みんなが持っているものすべてを出して戦っていた。本当に誇りに思う」と選手たちを称えた。

「相手からの大きなプレッシャーもあったが、今日はボックスの周りを守ることが鍵になった。良い方法で遂行できたと思う」

「激しい試合だった。私の声はほとんど出なくなってしまった。みんな疲労している中で、リバプールと戦わないといけなかった。自分たちの戦い方を信じていたんだ。完璧な夜になったよ」


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