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[NEW BALANCE CUP]鮮やかな崩しで逆転!静岡学園が日体大柏破り、決勝進出!

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静岡学園高MF川谷凪は決勝ゴール

[1.6 NEW BALANCE CUP準決勝 日体大柏高 2-3 静岡学園高 時之栖裾野G]

「2021 NEW BALANCE CUP」(通称:裏選手権)は6日午前、準決勝を行い、日体大柏高(千葉)対静岡学園高(静岡)戦は静岡学園が3-2で逆転勝ち。静岡学園は6日午後の決勝で帝京高(東京)と戦う。

 序盤から静岡学園がボールを握って次々とドリブルで仕掛けたが、先制したのは日体大柏だった。前半6分、日体大柏は右サイド後方からWB酒井愛輝(2年)が斜めのパス。FW鈴木隼(2年)が素早いターンから前を向いて右足シュートを放ち、ゴール左隅を破った。

 静岡学園はすぐさま反撃し、個々が技術の高さを見せるも、日体大柏はDF土屋巧主将(2年)やMF井上貴輝(2年)を中心にゴールを守りながらボールを奪い取る部分でも健闘。それでも静岡学園は19分、MF川谷凪(2年)のシュートのこぼれを拾ったMF古川陽介(2年)がPKを獲得する。これを自ら決めて同点。だが、日体大柏は飲水タイム直後にゴールを奪い返す。

 21分、右サイドからの高速クロスをゴールエリアへ飛び込んだFW吉田眞翔(1年)が合わせて2-1とした。奪ったボールを繋ぐ部分、ゴール前のシーンを作る部分でも日体大柏は良く対抗。静岡学園にポゼッションされる時間が増えていたものの、右の酒井と左の中村駿輝(1年)の両WBのクロスで突き放すチャンスも生み出す。

 だが、静岡学園は後半20分、左SB野村海翔(2年)を起点とした攻撃からMF松永颯汰(2年)が中央で前を向くと、右サイドから飛び出した古川へスルーパス。これを古川が右足1タッチで決めて同点に追いついた。さらに25分、左サイドでボールを繋ぐと、松永が逆サイドから飛び出した川谷へスルーパス。これを川谷が右足ループシュートで仕留めて逆転勝ちした。

(取材・文 吉田太郎)

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