マンチェスター・シティがレアル・マドリーDFセルヒオ・ラモスとの契約に関心を持っているようだ。『ESPN』が報じた。

　2005年の加入以降、15年以上にわたりレアルで活躍するS・ラモス。同選手とクラブの現行契約は今夏に満了を迎えるが、依然として新契約締結には至っておらず、契約期間が半年を過ぎた1月から他クラブとの交渉が解禁された。

　現代フットボール界のベストDFの1人とも評価される34歳のスペイン代表に対しては、レアルが引き留めを熱望するも、条件面において双方の溝は埋まらない状況が続く。その一方で、他のビッグクラブもS・ラモスとの契約を目論むと考えられている。

　同メディアによると、シティはベテランDFとの契約が複雑化する可能性を認識するものの、来季に向けて守備陣の強化を図りたい様子。特に、ジョゼップ・グアルディオラ監督はS・ラモスのファンであり、タッグを組むことに対して前向きと考えられている。3月には35歳となるが、クラブは同選手がリーダーシップと経験をチームにもたらすことができ、依然として最高のレベルでプレーできると見込んでいるようだ。

　また、レアルとS・ラモスの間で交渉が平行線をたどる条件面に関しても、シティにとっては問題にはならないようで、選手の要求額を満たせるだけのオファーを提示できると予想されている。

　ただし、S・ラモスのプライオリティは依然としてレアル残留とのこと。しかし、契約交渉が決裂でもすれば、サンティアゴ・ベルナベウからの退団は現実味を帯びそうだ。

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