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明治大は福山大に大苦戦も延長戦で逆転勝ち、桐蔭横浜大は大阪体育大との注目対決制して初戦を突破

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実力校対決は桐蔭横浜大に軍配

 大学サッカー特例大会『#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!』の1回戦8試合が7日に行われた。

 関東1部リーグを連覇、プロ内定12人が在籍する明治大だが、初戦は福山大(中国1)に大苦戦を強いられた。前半10分にオウンゴールで失点。前半をビハインドで折り返すことになる。

 しかし後半に入ると同時に2人を代えて、11人中10人がプロ内定選手という強力布陣に変更。エンジンをかけ直すと、後半3分、内定選手ではないMF藤原悠汰(3年=広島皆実高)が右足で同点弾。試合を振り出しに戻すことに成功する。

 そのあと延長戦にまでもつれるが、延長前半8分にFW佐藤凌我(4年=東福岡高/東京V内定)のヘディングで逆転に成功。同11分には藤原がこの日2点目とダメ押しFKを直接蹴り込んで、3-1で勝利をもぎ取った。

 実力校同士の注目対決、昨年度のインカレ準優勝校の桐蔭横浜大は、関西第1代表の大阪体育大を1-0で破り、初戦を突破した。後半20分にFW山田新(2年=川崎U-18)が奪ったゴールが決勝点になった。大体大はプロに内定する6人全員をメンバー外とする布陣で臨んでいたが、初戦を勝ち切ることは出来なかった。

 福岡大(九州2)は中京大(東海1)を1-0で下した。前半12分に主将FW梅木翼(4年=立正大淞南高/山口内定)のアシストからFW井上健太(4年=立正大淞南高/大分内定)、立正大淞南高時代から続くホットラインで奪ったゴールがこの試合唯一の得点になった。

 なお、1回戦は2日間で16試合を終了。16強が出そろったが、半数の8チームを関東勢が占める結果になった。関西勢が3チーム、そして北海道、東北、東海、四国、九州からそれぞれ1チームのみが勝ち上がっている。

 2回戦は8日と9日に行われる。

▽7日の試合結果
四国学院大 3-1 新潟医療福祉大
[新]久保田蓮(22分)、吉田源太郎(40分)、岡田大介(71分)
[四]田中翔太(85分)

順天堂大 3-0 東海学園大
[順]大森真吾(60分)、オウンゴール(63分)、長倉幹樹(89分)

桐蔭横浜大 1-0 大阪体育大
[桐]山田新(65分)

常葉大 0-1(延長) 関西学院大
[関]山見大登(103分)

中京大 0-1 福岡大
[福]井上健太(12分)

日本大 2-0 九州産業大
[日]近藤友喜(58分)、小林佑熙(79分)

鹿屋体育大 1-3 東海大
[鹿]伊藤龍生(90分+4)
[東]面矢行斗(17分)、坂本翔(33分)、砂金大輝(90分+3)

明治大 3-1(延長) 福山大
[明]藤原悠汰2(48分、101分)、佐藤凌我(98分)
[福]オウンゴール(10分)

▽2回戦組み合わせ
(8日)
法政大 11:00 桃山学院大
仙台大 11:00 流通経済大
静岡産業大 13:30 早稲田大
北海道教育大学岩見沢校 13:30 甲南大
(9日)
順天堂大 11:00 四国学院大
関西学院大 11:00 桐蔭横浜大
日本大 13:30 福岡大
明治大 13:30 東海大

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