バルセロナのロナルド・クーマン監督が、逆転勝利の起点となったぺドリとリオネル・メッシのパフォーマンスを称えている。

　バルセロナは6日、ラ・リーガ第2節延期分でアスレティック・ビルバオと敵地サン・マメスで対戦した。

　試合は開始早々に先制を許したバルセロナだったが、14分にメッシを起点に最後はぺドリが押し込んで同点とする。すると38分にはぺドリの落としからメッシが勝ち越しゴールを奪取。62分にもメッシがこの日2点目を奪い、試合終盤に1点を返されながらも、終わってみればバルセロナが3-2と逆転勝利を飾った。

　試合後の会見に出席したクーマン監督は、2ゴールを奪ったメッシと、先制ゴールを奪いパス成功率90%を超えるパフォーマンスを見せたぺドリを称えた。

「ぺドリはまだまだ若い選手だが、非常に成熟した選手であることを示した」

「メッシはこれまでも多くのものを示してきた。今も目標を持ってプレーしており、それはとても重要なことだと思う」

　さらにクーマン監督は、先制された後のチームとしての戦いぶりにも満足感を見せた。

「我々は多くの場面で相手よりも優れていたと思う。それだけに最終結果は、思った以上に接戦となった。1点を奪われてからは、我々がゲームを支配していた」

「今日は試合の結果と勝利への過程に満足している。十分に値するプレーを見せた。驚異的なチームワークを見せてくれた。我々は最後まで戦う。(首位と)まだまだ差はあるが、正しい方向に進んでいる」

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