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クロップ監督、南野拓実のポジション変更について説明「タキは幅広い役割ができる」

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アシストを記録したFW南野拓実

 8日のFAカップ3回戦、アストン・ビラvsリバプールは1-4でフルタイムを迎えた。

 この一戦でFW南野拓実は左ウイングとして先発出場し、試合途中からFWサディオ・マネとスイッチしてセンターへとスライド。後半15分には南野が起点となり、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの決勝点をアシストした。南野はその直後の同17分に途中交代でピッチから去った。

 試合後の会見でユルゲン・クロップ監督は「ビラとの戦いでひとまずはうまくいった。早い段階でゴールを決め、それから追加点をなかなか決めることができずにいたね。でも後半途中から問題が解決した」と述べている。リバプール公式メディアがその言葉を伝えた。

「このような状況は初めてだった。(相手はU-23、U-18の選手が主体のため)ビラの選手をほとんど把握していないんだ。まったくわからない相手に対して、どう対策すべきかが明確ではなかったからね」

「でも後半途中から、最初から目指すべき形で選手たちはプレーした。正攻法で勝つことができたと認識している」

 なお、南野の起用法については「サディオを中央に配置し、ライン裏を狙わせる目的があった。タキについては10番の位置というよりも、少し左側で攻撃の役割を担ってもらう布陣だった。試合途中である程度修正することになったけどね。サディオはポジション変更も問題ないし、タキは他の多くのポジションをこなす。彼は攻撃面で幅広い役割ができるプレーヤーであり、得意なエリアで自由に動ける選手だからね」と述べている。

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