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元フランス代表MF、得点ペース落ちるムバッペに「ネイマライズドの状態。難しいことをやりすぎ」

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得点ペースが低下しているFWキリアン・ムバッペ

 元フランス代表MFエマヌエル・プティ氏は、パリSGのFWキリアン・ムバッペがFWネイマールのように振舞おうとしていることに疑問を呈した。

 2017年夏にパリSGに加入したネイマールとムバッペ。史上最高額1位と2位の超豪華なアタッカーコンビは、リーグアン3連覇を含む数々の国内タイトルをクラブにもたらし、昨季には念願のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇にあと一歩のところまで迫った。

 加入からの3年半で公式戦142試合104ゴールを記録する22歳のフランス代表FWは今季、ここまで14ゴールをマークするものの、11月末から得点ペースが低下。先日の1-1のドローに終わったサンテティエンヌ戦では無得点となり、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の初陣を飾ることができず。試合後に同指揮官はムバッペに言及し、さらなる成長を求めるコメントを送った。

 これを受け、プティ氏はフランス『RMC Sport』で若きフランス代表ストライカーについて「彼のボディエクスプレッションはポジティブなもののようには見えない。彼が“ネイマーライズド(Neymarised)”であるように感じるし、彼にネイマールのようなクオリティがないときでさえもネイマールがピッチ上でやっていることをやろうとしているように感じる」と持論を展開。

 続けて「今、難しいことをやろうとし過ぎて彼の頭がごっちゃになっているように感じる。一歩下がって自分自身を再生させる必要がある。それに、彼の一番の能力であるスピードを相手チームに分析されているようにも感じる。彼の真のクオリティは自発的なプレーであり、チームを先導することではない」と主張している。

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