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マンU期待の若手が新型コロナ陽性も…スールシャールは公式戦を継続させるべきと主張

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ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督

 マンチェスター・ユナイテッド期待の若手が新型コロナウイルスで陽性となった。

 9日に行われるFAカップ3回戦ユナイテッドvsワトフォードを前にした会見で、オーレ・グンナー・スールシャール監督が次のように明かしている。

「イングランドのクラブの中では、ある程度我々は抑えることができているほうだと思う。だが、最新のテストではファクンド・ペリストリが陽性となった。彼に自覚症状はないようだが、すでに隔離に入っている。うまくいったら、すぐに戻って来られるだろう」

 ペリストリはクラブOBであるディエゴ・フォルランの教えをペニャロール時代に受けた、19歳のサイドアタッカー。FAカップのワトフォード戦で待望のトップデビューを果たすのではないかと見られていたが、その瞬間は先送りとなってしまった。

 イギリスでは新型コロナウイルスの変異種が確認されており、感染スピードも深刻化している。スケジュールを一定期間凍結させるサーキットブレイクの導入を望む声もあるが、スールシャールは以下のように発言。引き続きフットボールの試合は行われるべきだと説いている。

「まず第一に、国とこの社会で起こっていることをとても心配している。だけど、個人的には保険当局のガイドラインとリーグが定める規定を守りつつ、必要なステップを踏んでいればある程度安全だとも思っている。プレーヤーを守るため、チーム側も必要なことはすべてトライしているからね」

「もちろん社会で起こっていることは恐ろしいことだ。だが我々はその中でも明確に舵を切りながら、変化の中でも留まって戦う必要があるんじゃないかな。もちろん誰もが家にいるべき時期だ。ただ、私は試合がないときは家にいるし、そんなときは一人のフットボールファンとして試合を楽しみにしている。フットボールの試合が行われることの意義は大きいし、多くの人にとってプラスになると思うんだ」

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