[1.9 ラ・リーガ第18節 グラナダ0-4バルセロナ]

　ラ・リーガ第18節が9日に行われ、バルセロナは敵地でグラナダを4-0で下した。FWリオネル・メッシとFWアントワーヌ・グリーズマンがそれぞれ2ゴールを奪取。今季初のリーガ3連勝を飾り、8戦無敗(6勝2分)としている。

　立ち上がりに自陣でのパスミスからピンチを迎えたバルセロナだったが、前半12分に先制した。クラブ通算600試合目となったMFセルヒオ・ブスケツがPA手前左から縦パスを送ると、相手に当たって流れたボールがPA内中央のグリエーズマンへ。フリーで受けたフランス代表FWは素早いターンから左足でゴール右に流し込んだ。

　前半36分にはカウンターからグリエーズマンが左サイドを持ち上がり、右横のメッシにつなぐ。PA内中央に運んだメッシは相手を抜き切る前に左足でシュート。強烈な弾道でゴール左上に突き刺さり、2点差とする。さらに同42分、PA手前中央のFKからキッカーのメッシが左足で低いシュート。ジャンプした相手選手たちの足下を抜けてゴール左に決まり、得点ランキング単独トップに立つ今季11点目を記録した。

　3-0で前半を折り返したバルセロナはハーフタイム明けからも攻勢を続ける。後半19分にはブスケツが中央から右サイドに展開し、ボールを受けたFWウスマン・デンベレが左足で柔らかい浮き球のパス。ニアゾーンを突いたグリエーズマンがトラップから右足でゴール左へ蹴り込み、リードを4点に広げた。

　バルセロナはその後、退場者を出したグラナダの反撃をゼロに抑え、4-0で完封勝利。公式戦全体では今季2度目、リーガでは今季初の3連勝を達成し、暫定3位に浮上した。

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