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[横山杯]前橋育英相手に0-3から追いついた帝京安積、期待の1年生FW横塚「選手権で全国出て良い結果を」

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帝京安積高期待の1年生FW横塚翼

 20年スーパープリンスリーグ東北を戦った帝京安積高にとって、また自信をつける70分間となった。

 強豪・前橋育英高との「全国ユース招待サッカー大会〜YOKOYAMA MEMORIAL CUP〜」準々決勝(12月27日)は受け身な戦いとなってしまい、後半半ばまでに0-3とリードされていたが、そこからFW相馬匠汰(2年)の2ゴールなどで3点を奪い返して3-3。PK戦の末に敗れたが、期待の1年生FW横塚翼は「前橋育英という高いレベルの相手でもしっかり守備からやればできるんじゃないかなと。攻撃もできたんじゃないかなと思います」と手応えを口にしていた。

 その横塚は、小田晃監督が「面白い。細かいところで行ける」と評するプレーヤー。鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身で幼い頃から基礎技術に取り組んできたというFWは、前橋育英の守りを中央から攻略してみせるなど自分の特長を発揮していた。

「前半はなかなか受けれないで自分のプレー出せなかったんですけれども、後半はしっかりと受けて、自分は狭いスペースでドリブルできたりしたので、そういうところは結構できたと思います」と横塚。指揮官が求める得点を獲る部分をよりレベルアップさせて、福島制覇やプリンスリーグでの勝利に貢献する。

「この3年間の目標としては、選手権で全国出て良い結果を出して、大学とかプロにステップアップできたら良いと思います。個人としてももっとレベルアップしたい。自分はゴール前の狭いスペースとかが好きなので、そういう狭いところで受けてターンして打ったり、あと動き出しの部分でしっかりとゴールに向かえるようなFWになりたいです」と意気込んだ。目標とする存在はFWルイス・スアレス(アトレティコ・マドリー)。支えてくれている家族や指導者への感謝を口にする1年生が特長を磨いてチームを勝たせる存在となる。

(取材・文 吉田太郎 取材協力 スポーツマネジメント)
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