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ダービー出場のサンプドリア吉田麻也、伊メディアは低評価「不注意で監督の叱責を買うことに」

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 11日のスペーツィア戦にフル出場したサンプドリアの日本代表DF吉田麻也について、イタリアメディアなどが評価を下した。

 サンプドリアは10日のセリエA第17節において、同じくリグーリア州に拠点を置くスペーツィアとの初めてのダービーに臨んだ。しかしクラウディオ・ラニエリ率いるチームは、クラブ史上初となるセリエA昇格を果たしたばかりのスペーツィアに対して2度にわたってリードを許し、1-2と敗れた。

 吉田はリーグ戦4試合連続で先発。DFオマル・コレイとセンターバックのコンビを組み、フル出場を果たした。後半アディショナルタイムのセットプレーでは、MFガストン・ラミレスの左サイドからのクロスにヘディングで合わせ、惜しいシュートを放つなど見せ場も作った一方、34分にはFWムバラ・エンゾラに対するファウルで警告も受けている。

 そんな吉田のパフォーマンスについて、『ユーロスポーツ』イタリア版は、やや合格ラインに届かない「5.5」と採点。「エンゾラのフィジカルに苦しめられた。経験を武器にプレーしたが、十分ではなかった」との見解を示した。なおチーム内最高評価はMFカンドレーヴァの「6.5」。最低評価は決定力を欠いたFWケイタ・バルデらの「5」だった。

 サッカー情報サイト『トゥット・メルカート・ウェブ』も同様に「5.5」と採点。「不注意によりラニエリの叱責を買うことに。いくつかミスもあり、いつもよりクリーンさに欠けた」と綴った。また地元紙『ジェノバ・トゥデイ』も「5.5」をつけ、「プレーの軽さは、30分に高い代償となる可能性があった。光よりも影の方が多かった」と指摘。ただ「前半アディショナルタイムに素晴らしいクリアを見せたほか、終盤にヘッドで同点弾をかすめた」と綴り、好プレーにも言及した。このほか大手メディア『スカイスポーツ』は「5」と採点。一方『メディアセット』は及第点の「6」を与えている。

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