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2日前のスパーズ戦開催決定に怒りのフルハム指揮官「スキャンダラス。狂気の沙汰」

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スコット・パーカー監督

 フルハムスコット・パーカー監督は、2日前のトッテナム戦開催決定の判断を“スキャンダラス”と一蹴した。

 昨年末にフラムで新型コロナウイルスの集団感染が発生したことにより、当初30日に予定されていた敵地でのトッテナム戦の延期が決定。代替日程は未定のままだったが、同じく集団感染が起きるアストン・ビラとトッテナムの13日の試合が延期されることが決まり、代わりにトッテナムとフルハムの一戦が行われることが決まった。

 当初、フルハムはミッドウィークに試合を予定しておらず、15日にチェルシーと対戦予定だったが、トッテナム戦が行われることにより、15日の一戦は1日順延されることが決まった。

 試合開始48時間前の突然の決定を受け、パーカー監督は12日のプレスカンファレンスで「これは正しいことではないから、怒っている。間違いだ。だから、とても怒っているんだ」とプレミアリーグの判断への不満をあらわにし、怒りを続けた。

「水曜日にスパーズ戦が行われる可能性を土曜日に聞かされた。現実のこととは思っていなかったし、正式に決まったのも月曜日の9時半だ。月曜の午前に発表されたことはスキャンダラスだ。我々がプレーしなければならないことを受け入れはするが、急すぎる」

 また、10日に数時間を使って13日にプレーできないことを説明しようとしたことを明かした同指揮官は、日程を決定した組織に向けて厳しい言葉を送った。

「このような決定を下した人間は選手たちのことを理解していない。ひどい目に遭わされている。本当に狂気の沙汰だ。試合の中止が2時間前だろうが、48時間前に決まろうが関係ない。本当に失望的だ。試合が決まったのが48時間前だ。ジョゼ(モウリーニョ)にはもともと試合があり、トッテナムは当初から試合(中止になったアストン・ビラ戦)があることを認識して試合開催を受け入れた」

「このようなことが2つのビッグクラブによるタイトルを決める試合で起きるのか?おそらくそのようなことはないだろう。このようなことを受け入れるわけにはいかない」

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