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テア・シュテーゲンが驚異の連続PKストップ!! メッシ欠場のバルサ、ソシエダに苦戦もスーパー杯決勝進出

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見事なPKストップを見せたGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン

[1.13 スペインスーパーカップ準決勝 ソシエダ1-1(PK2-3)バルセロナ]

 スペインスーパーカップ準決勝が13日に行われた。バルセロナはコルドバのエスタディオ・ヌエボ・アルカンヘルでソシエダと対戦。1-1で突入したPK戦の末、PK3-2で勝利し、決勝進出を果たした。

 同大会は4チームによるトーナメント方式で実施され、今回は昨季ラ・リーガ王者のレアル・マドリーと同2位のバルセロナ、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)で決勝に進出したソシエダとビルバオが出場している。

 2018-19シーズン以来の優勝を目指すバルセロナはエースのFWリオネル・メッシが欠場。招集メンバーには入っていたが、『ESPN』によると左足ハムストリングに問題を抱えていたとみられる。

 バルセロナは攻撃の柱であるメッシを欠く中、前半39分に先制。FWマーティン・ブレイスウェイトのスルーパスからPA内左に走り込んだFWアントワーヌ・グリーズマンがクロスを送り、MFフレンキー・デ・ヨングが豪快なジャンプから頭で押し込んだ。

 しかし、後半6分にデ・ヨングのハンドで与えたPKをMFミケル・オヤルサバルに決められ、1-1と同点に追いつかれる。そのまま後半終了を迎えると、延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。

 ここでヒーローに躍り出たのがGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンだ。120分間の中でも好セーブが光っていたバルセロナ守護神はソシエダ1人目、2人目のシュートを連続で止めると、3人目のシュートは右ポストを直撃。バルセロナもデ・ヨング、グリエーズマンの2人が失敗する波乱こそあったが、5人目のキッカーを務めたMFリカルド・プーチが冷静に決め、PK3-2でファイナル進出を果たした。17日の決勝ではレアルとビルバオの勝者と対決する。

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