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だから、彼に来てもらった…千葉DF鈴木大輔「自分の中で大きなチャレンジ」

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ジェフユナイテッド千葉DF鈴木大輔

 ディフェンスリーダーとして大きな期待がかかる。ジェフユナイテッド千葉に完全移籍で加入したDF鈴木大輔は「これまでの自分の経験を生かしたい」と意気込みを語った。

 昨季までチームの最終ラインを支えてきた鳥海晃司がC大阪に移籍し、増嶋竜也が現役を引退。CBが手薄になったが、ここで補強されたのが鈴木だ。90年1月29日生まれの30歳は、08年に新潟に加入。13年から柏でプレーし、16年限りで退団すると、スペインのジムナスティック・タラゴナへ加入して3シーズンを過ごした。18年に再び柏に加入すると、19年からは浦和でプレーしていた。

 プロとして14年目を迎える鈴木に、今季からGMに就任した鈴木健仁氏も期待を寄せる。「CBなら高さと強さがあり、僕自身が一番こだわったのはCBでリーダーシップを発揮できる選手。声が出て、経験があり、全体を統率できる選手が絶対に必要だったので、鈴木大輔に来てもらった」。そして、鈴木自身は尹晶煥監督のサッカーの中で、どのようにプレーするかイメージを膨らませている。

「全体を見て、守備の流れを読みながら統率力を発揮できるのが特長。(尹監督のサッカーは)守備で正しいポジションを取り、ラインが高いところでブロックを作ることを大事にしている印象があったので、自分のコーチングや自分自身の守備能力を発揮できると思う」

 守備に重点を置くチームにおいて、経験豊富な男の加入は大きな力となるだろう。「自分の力を発揮して、チームをJ1昇格に導けるかが自分の中で大きなチャレンジ。また新しい大きなチャレンジをしたい」と移籍を決断した新天地での新たな挑戦が始まる。

(取材・文 折戸岳彦)
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