17日に予定されていたアストン・ビラのエバートンとのホームゲームが延期されることが決まった。

　昨年末から新型コロナウイルスの感染拡大により試合延期が相次ぐプレミアリーグ。集団感染の起きたニューカッスル・ユナイテッドやマンチェスター・シティ、フラムの試合開催が見送られてきた中、年明けから選手とスタッフの感染が相次ぐアストン・ビラでは、現在トレーニング施設が閉鎖されている。

　そのため、同クラブは8日のFAカップ3回戦リバプール戦でユースチームをピッチに送らざるを得ない状況となり、1-4で敗退。その後、13日に予定されていたトッテナム戦も延期され、当初は16日開催だったエバートン戦は1日順延されたものの、再び延期されることが決まった。

　アストン・ビラはクラブの現状について、公式ウェブサイトで「重大なCOVID-19のアウトブレイク」と公表。それでも、選手たちは17日からトレーニングを再開できる見込みであることを伝えた。

　また、アストン・ビラに“大多数”の感染者が出たためにエバートン戦の延期を決断したことを発表したプレミアリーグは、当初12月4日に行われる予定だったアストン・ビラ対ニューカッスルの一戦を23日に組み込むことも併せて発表している。

　なお、ディーン・スミス監督率いるチームは20日のマンチェスター・シティ戦からプレーできることが予想されている。

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