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「2位や3位はいいシーズンじゃない」ラッシュフォードがリバプール戦へ

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 マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードリバプール戦に向けて意気込みを語った。英『ミラー』が伝えた。

 記事によると、ラッシュフォードは感情をうまくコントロールすることで、よりよいパフォーマンスにつながることを学んだという。

「アンフィールドでの最初の試合か2回目の試合だったと思うけど、試合に入ってすぐ、僕は試合に対して入り込みすぎてしまい、タックルしてしまった。幸運なことにそのときの相手はジェームズ・ミルナーで、彼は倒れるような選手ではなかった。彼はただ突き返してきた」

「イエローカードですんだけど、別の日だったらレッドカードになってきたかもしれない。ああいうことから学ばないといけない。僕のまわりには正しい振る舞いをする選手が何人もいた。あれはアントニオ・バレンシアだったと思うけど、彼のおかげで試合に戻り、サッカーをすることができた」

 彼にとってのアンフィールドでの2試合目(2016年10月の試合で、0-0の引き分けに終わった)では、再びミルナ―に遅れてタックルしてしまった。だがユルゲン・クロップを何よりも苛立たせたのは、審判から警告を受けなかったことだ。

 2018年3月、オールド・トラッフォードでラッシュフォードはミルナ―への悪質なファウルにより警告を受けた。だがこの試合は、彼の得点が勝利につながった最初の試合だった。

「リバプールとマンチェスター・シティ相手に得点を決めるほどいい試合はないよ。マンチェスター出身の子供からすると、それ以上に嬉しいことはない。試合については本当に楽しみにしているし、うまくいけば勝つことだってできるだろう」

 リバプールは2017年4月以来、プレミアリーグのホームで負けたことがない。もしマンチェスター・Uがその記録に終止符を打てたとすれば――。現在、マンチェスター・Uはプレミアリーグでトップの位置につけている。もし2位や3位で終わってしまえば、それはマンチェスター・Uにとって十分な順位ではないとラッシュフォードは考えている。

「もし2位や3位で終わってしまったら、それは僕らにとっていいシーズンじゃないってことだ。年初に僕らが掲げる目標としてはふさわしくない。僕らはいつだって得点できる。でももっとうまくやれる。なにか信じられないようなつながりの、まだ始まりにすぎないと僕は信じている」

「僕らはさまざまな選手で、さまざまな方法でプレーできる。もし僕らがトロフィーを獲得し、リーグを制覇したいのなら、多くの選手が必要になってくる。僕らはプレミアリーグの中でも、もっとも選手の揃っているチームのひとつだと信じている」

 しかし、これだけ多くの試合をこなしても、23歳の彼が不安になることはない。

「僕からすると、それはメンタリティの問題だ。普通のシーズンであれば、決勝に進んだ場合で60試合、そうでなければ多分55試合ぐらいになる。僕らはただ、同じ量の試合を少し短いスパンでやっているだけだ。肉体的にはフレッシュな状態で試合に出られることはわかっている。だから最高の精神状態で試合に臨むようにしているよ」

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