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葛藤抱えるフンテラール、古巣シャルケの誘いに「自分の子供2人のうち1人を選ぶような…」

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葛藤を抱えるFWクラース・ヤン・フンテラール

 アヤックスの元オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールが古巣シャルケに復帰する可能性について言及。ドイツ誌『キッカー』がコメントを紹介した。

 ここ数日間、ブンデスリーガ17位に沈んでいるシャルケが2010年から7年間在籍したフンテラールの再獲得に動いているとの報道が急浮上。先日、第15節ホッフェンハイム戦を4-0で制し、リーグ戦30試合ぶりに白星を獲得した同クラブだが、深刻な得点力不足(リーグでワースト2位の12得点)を解消するにあたって、在籍時は得点王にも輝いたこともあるベテランアタッカーを熱心に誘っていると伝えられている。

 そして、報道は事実とのこと。現地時間14日に行われたエールディビジ第16節トゥエンテ戦後、フンテラールはシャルケ移籍の可能性について「これはもちろん感情的な問題。自分の子供2人のうち1人を選ぶような感じだ」と葛藤を抱えている様子をうかがわせ、「まだわからない。僕自身が考えなければいけないことだ」とコメント。また、この試合の後半44分に途中出場しながら2ゴールを挙げ、アヤックスを3-1の勝利に導いた同選手は「もちろん、まだ(アヤックスにとっても)貴重な戦力になり得ることを信じている。疑いはないよ」とも語っていた。

 なお、現在37歳のフンテラールは先日、今季限りで現役を引退する意向を表明。キャリアの最後に、エールディビジ首位のアヤックスからブンデスリーガで残留争い真っ只中のシャルケに移籍するのだろうか。

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