beacon

異議申し立ては認められず…賭博関与のアトレティコDF、“一時復帰”も10週間の出場停止が確定

このエントリーをはてなブックマークに追加

10週間の出場停止処分を受けたDFキーラン・トリッピアー

 国際サッカー連盟(FIFA)は18日、賭博関与で10週間の出場停止処分を科されていたアトレティコ・マドリーのイングランド代表DFキーラン・トリッピアーについて、クラブからの控訴を棄却したことを発表した。

 トリッピアーは2019年夏にトッテナムからアトレティコに移籍した際、内部情報を第三者に漏洩。それが賭博に利用されたことで規定違反となり、イングランドサッカー協会(FA)から昨年12月23日に10週間の出場停止処分と7万ポンド(約980万円)の罰金処分を受けていた。

 アトレティコはFIFAに異議申し立てを行っていたが、今回の棄却により処分が確定。FAがトリッピアーに科した制裁は全世界で適用され、2月28日までチームトレーニングも含めたサッカーに関するすべての活動が禁止となる。

 トリッピアーは異議申し立てによって処分が一時停止されていたため、今月12日のラ・リーガ第1節延期分セビージャ戦(○2-0)で復帰していた。しかし、今後は2月23日に行われる欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦のチェルシー戦のほか、リーガ8試合を欠場することになる。

●ラ・リーガ2020-21特集

TOP