beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

前育、桐蔭…7年間の関東挑戦を経てDF岩下航は故郷・熊本でJリーガーに

このエントリーをはてなブックマークに追加

ロアッソ熊本に入団するDF岩下航

 桐蔭横浜大からロアッソ熊本に入団するDF岩下航(4年=前橋育英高/熊本内定)は、真っ赤なユニフォームに袖を通し、「ついに始まる、スタートラインに立ったなという気持ち」と気を引き締めた。

 プロ入りを掴む転機は、大学進学後に提案されたポジション転向にあった。前橋育英高時代は、MF田部井悠(早稲田大)とポジションを争う攻撃的MF。しかし大学1年生の夏、桐蔭横浜大の八城修総監督から提案されたのは左SBだった。

 守備に苦手意識があったため、最初は「やらされている感じ」があったことを素直に認めるが、2年生の終わりに関東選抜に選ばれたこと、それにより周囲の評価を実感したことで、SB一本でやって行こうという決心がついたという。

「間違いなく桐蔭に来ていなかったら今の自分はない。たぶん、ロアッソ熊本にも入れていなかったと思う。ポジション転向をしたことで見る世界が変わった。最初は苦労したけど、間違いなく大きく成長したと思います」

 熊本からは8月下旬に獲得の話が届いた。コロナ禍の影響で練習参加なしのオファーだったが、10月中旬には故郷クラブのオファーを快諾した。「高校から関東に行ったので、僕自身もロアッソでプロをはじめられるとは思っていなかった。でも親も喜んでくれたし、地元の仲間もたくさん連絡をくれたので良かったです」。

 今年の大卒選手は岩下を含め6選手が加入する。明治大から加入するMF坂本亘基は中学時代からトレセンで一緒にプレーした知り合い。またMF杉山直宏(順天堂大)とも同郷ということもあり、「年越しも一緒に過ごしました」というほど、もともと仲がいいのだという。

 そんな杉山の所属する順大とは、今月11日に行われた大学サッカー特例全国大会『#atarimaeni CUP』の準々決勝で対戦した。だが前半33分に杉山のアシストから先制点を与えると、後半17分には岩下が2枚目のイエローカードで退場。「屈辱」と振り返る大学ラストマッチになってしまった。

 ただ頭はもうプロ入り後に切り替えている。利き足は右だが、4バックの左SBで勝負したい考え。しかし新シーズンで熊本が3バックを採用する可能性もあることから、ウイングバックでの出場にも意欲をみせる。

 入団が内定してからはすでにチーム練習にも参加。大木武監督が求めるサッカーも理解しているつもりでいる。「加々美(登生=岩手内定)とはやるとしたらマッチアップすることになる思う。大学でやってきた仲間と対戦するのは楽しみですね」。まずは同期マッチアップが直近の目標だ。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●2021シーズン新体制&背番号一覧
●2021年Jリーグ移籍情報
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP