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ヘタフェ加入後初先発の久保建英、ウエスカ岡崎との競演は“2分弱”も加入後2連勝!

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[1.20 ラ・リーガ第19節 ヘタフェ1-0ウエスカ]

 ラ・リーガは21日、第19節を各地で行い、MF久保建英所属のヘタフェがFW岡崎慎司所属のウエスカに1-0で勝利した。久保は右サイドハーフで移籍後初先発を果たし、後半35分までプレー。3試合連続でベンチスタートとなった岡崎は後半34分から出場し、2分足らずではあったが日本人選手が同時にピッチに立った。

 今月10日にヘタフェへの期限付き移籍が発表され、同11日のエルチェ戦で新天地デビューを果たした久保。加入初戦で途中出場から2点に絡んだ活躍が評価され、この日は2試合目にして先発に抜擢された。ポジションは4-2-3-1の右サイドハーフに入った。

 試合は最下位低迷により監督交代が行われたばかりのウエスカに対し、ヘタフェが主導権を握った。前半14分、左サイドからのクロスに久保がヘディングで飛び込むと、18分にはゴール右斜めからのFKで久保がキッカーを担当。鋭い左足のシュートが相手GKを襲った。

 もっとも、パチェコ監督就任初戦のウエスカも5バックで落ち着いて対応し、ヘタフェに多くの決定機はつくらせない。ヘタフェは前半28分、MFマウロ・アランバリのミドルレンジからのボレーシュートが左ポストに弾かれると、35分に久保が右サイドの角度がないところから放ったFKもGKの正面を突き、前半を0-0のまま終えた。

 それでも後半もヘタフェが優勢に試合を運ぶと、25分に試合を動かした。相手ゴールキックをDFジェネ・ダコナムがヘディングで落とし、MFカルレス・アレニャが収めてスルーパスを送ると、ボランチの位置からアランバリがスプリント。ドリブルでエリア内右をえぐり、最後はGKの股を抜くシュートを突き刺した。

 ビハインドとなったウエスカは後半34分、MFパブロ・マフェオに代わって岡崎を投入。すると直後の35分、ヘタフェは久保に代えてMFフランシスコ・ポルティージョを入れ、日本人選手の競演はわずか2分弱に終わった。その後、ウエスカは岡崎の裏抜けで状況をやや好転させ、終了間際にはDFホルヘ・プリードがネットを揺らすも、直前にハンドがあったとしてゴールは認められず。そのままタイムアップを迎え、ヘタフェは2連勝、ウエスカは4連敗となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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