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R・マドリーがまさかの国王杯3回戦敗退!! 退場者出した2部Bアルコヤーノに延長戦で逆転負け

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[1.20 コパ・デル・レイ アルコヤーノ2-1(延長)R・マドリー]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)は20日、3回戦を行い、レアル・マドリーアルコヤーノ(2部B)に1-2で逆転負けした。前半のうちに先制したが、後半にセットプレーで追いつかれると、最後は1人少ない相手に延長戦で失点。2015-16シーズン以来5年ぶりの32強敗退となった。

 R・マドリーはこの日、ウクライナ代表のGKアンドリー・ルニン、DFビクトル・チュスト、FWマリアーノ・ディアスらリーグ戦で出場機会の少ない選手を先発に抜擢。今季から今季から2部Bに昇格したアルコヤーノの本拠地、エスタディオ・エル・コジャオ(収容人数約4,850人)に乗り込んだ。

 立ち上がりから苦しんだR・マドリーだったが、前半45分に先制点を奪う。MFイスコのコーナーキックによるこぼれ球から左サイドでボールを戻し、DFマルセロがアーリークロスを送り込むと、ゴール前で合わせたのはDFエデル・ミリトン。豪快なダイビングヘッドで突き刺し、1-0でハーフタイムを迎えた。

 ところが後半35分、アルコヤーノがセットプレーで立て続けにチャンスをつくると、左コーナーキックから途中出場のDFホセ・ソルベスが押し込み、同点に追いつく。そのまま延長戦にもつれ込み、R・マドリーが一方的に主導権をキープ。アルコヤーノは延長後半4分、FWハモン・ロペスが2枚目のイエローカードで退場となった。

 それでも延長後半10分、アルコヤーノが奇跡を起こした。相手CKのこぼれ球を拾ってカウンターをしかけると、左サイドを突破したMFアブバカル・ディアキテがクロスを供給。ニアサイドに飛び込んだMFフアナン・アントニオ・カサノバ・ビダルが足裏ボレーで押し込んだ。

 アルコヤーノはそのままリードを守り切り、2-1で逆転勝利。今月7日のウエスカ戦に続き、2試合連続でラ・リーガ1部クラブを破った選手たちはピッチ内に集まり、派手に歓喜を分かち合った。

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