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西メディア界の重鎮がメッシ退場試合でのファウル見逃しを主張「あの主審も制裁される必要がある」

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ビルバオ戦で厳しいマークを受けたバルセロナFWリオネル・メッシ

『メディアプロ』創設メンバーでスペインメディア界の重鎮であるジャウメ・ロウレス氏が、バルセロナFWリオネル・メッシへのチャージにファウルの笛を吹かなかった主審を制裁するべきだと主張している。スペイン『マルカ』が伝えた。

 バルセロナは現地時間17日、スーペル・コパの決勝でアスレティック・ビルバオと対戦して2-3で敗北。試合終了間際にはメッシがアシエル・ヴィジャリブレを叩いたとしてキャリア初のレッドカードを提示された。

 その行為については「ボールプレー外の意図的な暴力行為」に当たるのではないかとして、最大12試合の出場停止の可能性も議論されたが、結局は過度な暴力行為とは認められず2試合の出場停止。この処分に対して、バルセロナは異議申し立てをすると発表している。

 一方で、試合の中ではビルバオの選手たちがメッシに厳しく対応しており、いくつかの警告が見逃されたとの論調も噴出。ロウレス氏もその考えを持つ人物の1人であり、メッシに過度なフラストレーションが溜まっていたのではないかと指摘している。

「メッシがこれまでにやったことのない行為をしてしまい、それがしてはならないことだったのは明白だ。だが、そのような状況を生み出すべきではなかったと思う。メッシが受けたファウルに主審が介入しなかったせいだろう」

 そして、スペインメディア界の大物として知られるロウレス氏は、試合を裁いていたヒル・マンサーノ主審への処分を求めた。

「彼が何枚かの警告を提示していれば、あんな状況には至らなかっただろう。あの主審も制裁される必要がある」

 長らく世界最高の選手として、クリスティアーノ・ロナウドらとともにサッカー界を牽引してきたメッシ。チームの不調も相まってネガティブな話題が多数世間を騒がせており、今後の去就にも注目が集まるが、ロウレス氏は「勝利するためのプロジェクトを見出すことができれば、メッシは残留すると思う」とタイトルが肝要だと口にしている。。

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