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順天堂大に今度は4強の壁…東海大に“下剋上”許す「お互いに厳しく言い合える環境作りが必要」

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順天堂大は後半15分の失点で敗れた

[1.21 #atarimaeniCUP準決勝 東海大1-0順天堂大 味フィ西]

 18年度大学選手権(インカレ)の12年ぶりとなる準決勝進出は、数年間阻まれていたベスト8の壁を突破してのものだった。しかし順天堂大は2年前同様に準決勝で敗退。今度は4強の壁が立ちはだかることになった。

 県リーグから史上初の全国大会決勝進出を目指す東海大に球際の強さ、勝利への執念で上回られてしまった。順大はゴール前まではボールを運ぶものの、東海大の敷くブロックにことごとく引っ掛かる。一番惜しかった後半37分、右MFでの先発となった杉山直宏(4年=大津高/熊本内定)のカットインからのミドルもわずかに枠上。最後の精度も足りなかった。

 足りないのは一歩は何か。堀池巧監督は「チーム内のコミュニケーション能力」を挙げる。選手間の仲の良さがあるのはいいが、「選手一人ひとりがお互いに厳しく要求する。選手間の仲が良く、いい意味でまとまっているが、お互いに厳しく言い合える環境作りを我々を含めてしていく必要がある」と説く。

 DF三國スティビアエブス(4年=青森山田高/水戸内定)の不在でキャプテンマークを巻いてプレーした杉山は「ここに来れない選手の思いも背負ってやろう」と選手で共通意識を高めて試合に臨んでいたというが、「自分たちのリズムが作れない中で、粘り強さもタリン戦でした」と唇と噛む。

 ただ後輩たちには「粘り強くトーナメントを勝てるチームになってほしい」とエールを送る。そして自身の目標について、「自分はまずは試合に出て、スタメンを取ることを目標に頑張りたい」と話し、すでに始動しているロアッソ熊本の活動、プロキャリアのスタートに頭を切り替えた。

(取材・文 児玉幸洋)
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