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スーペルコッパで敗戦…ガットゥーゾはPK逸した教え子を擁護「自身を責めるな…責任はすべて私にある」

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ナポリ指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾはPK逸した教え子を擁護

 現地時間20日に行われたスーペルコッパ・イタリアーナの一戦で、ナポリは0-2のスコアでユベントスに敗れた。ナポリ指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾは、敗戦にも選手を称えている。

 惜しくも戴冠とならなかったナポリ指揮官ガットゥーゾは試合後、この一戦を『RAI』を通じて振り返っている。

「まずは選手たちの頑張りに感謝したい。前半は臆病にも思えたが、そこから徐々にらしさを出していった」

「もちろんこういう結果も起こり得ることだ。ユベントスは我々よりも効果的な決定機を創出していたし、ある程度やむを得ない結末になってしまったと言えるね」

「ユーベとナポリは互いを尊重している。まるで機会をうかがうチェスのような試合運びにも思えたし、どちらのチームも完璧な状態ではなかった。コッパ・イタリアの決勝(2020年6月、0-0からのPK戦4-2でナポリが勝利)と似たような感覚もあったね」

 なお、この試合では1点を追う79分にナポリはPKのチャンスを得るも、ロレンツォ・インシーニェのキックはゴール枠外へと外れてしまった。PKを沈めることができなかった教え子については擁護の姿勢を見せ、チームとしての結束を強調した。

「重要なゲームではあったが、少しの不運があっただけだ。我々はチームとしてすべての人間が喜びも悔しさも、平等に共有するものだと思っている。ロレンツォはPKを外したせいで負けたと自身を責めないでほしい。それは真実とは異なる。それに過去にはペレや(ディエゴ)マラドーナだってPKを外してきたんだ」

「悲しんで涙を流すようなことはしないでほしい。こちらもつらい。本来なら(ナポリでの)100ゴール目を決めて、延長に突入する可能性もあったかもしれないが、この結果を受け止めるしかない。ナポリが敗れてしまった責任は、すべて指揮している私にある」

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