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2度のPK失敗など3部に大苦戦のバルサ、延長戦の2ゴールで辛勝…レアルに続く“悪夢”は回避

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バルセロナが延長戦の末に2-0で勝利

[1.21 コパ・デル・レイ3回戦 コルネジャ0-2バルセロナ]

 バルセロナは21日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)3回戦でコルネジャ(3部)のホームに乗り込み、延長戦の末に2-0で勝利した。

 FWリオネル・メッシを出場停止で欠くバルセロナはDFジョルディ・アルバやMFフレンキー・デ・ヨングを招集外とするなど、複数の主力選手を温存して臨んだ。

 6日の2回戦でラ・リーガ首位のアトレティコ・マドリーを1-0で破ったコルネジャの守備に苦戦する中、前半38分に右CKの流れからDFオスカル・ミンゲサがクロスを送ると、ファーで反応したDFロナルド・アラウホがファウルを受け、PKを獲得する。

 前半39分、PKキッカーのMFミラレム・ピャニッチが右足でゴール左を狙うも、コースを読んだGKに止められ、先制ゴールは奪えない。

 バルセロナはハーフタイム明けからMFリカルド・プーチを下げ、FWウスマン・デンベレを投入。後半14分にはピャニッチの意表を突くFKからFWアントワーヌ・グリーズマンがPA内右に抜け出すが、右足のボレーはクロスバーを越える。

 後半29分にMFイライクス・モリバとの交代でMFセルヒオ・ブスケツをピッチへ送り込むと、同33分にそのブスケツがPA内へロングボールを供給。その流れから、直前の左CKで攻め残っていたDFクレマン・ラングレがPKをゲットする。同35分、今後はデンベレがキッカーを担ったが、右足で中央に打ったシュートはGKにストップされた。

 そのまま0-0で後半が終了すると、バルセロナは延長後半2分にようやく均衡を破る。デンベレがMFペドリからパスを受け、DFを抜き切る前にPA右手前で右足を強振。豪快なシュートがGKの手を弾いて決まり、1-0とした。

 さらに相手が退場者を出した後の延長後半アディショナルタイム1分、ゴール前に抜け出したペドリのプレゼントパスからFWマーティン・ブレイスウェイトが右足で追加点をマーク。直後にタイムアップの笛が鳴り、2-0で勝利を収めた。

 前日20日にはレアル・マドリーが延長の末、アルコヤーノ(3部)に1-2で敗北。バルセロナは同じ悪夢が頭をよぎる展開だったが、辛くも4回戦に駒を進めた。

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