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北米の若き才能19歳DFレイノルズ、ユベントス移籍間近から一転ローマ入りか

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 ユベントス入りが囁かれていたMLSダラスの19歳DFブライアン・レイノルズが一転して、ローマ移籍に近づいている。21日、『Goal』の取材により明らかになった。

 19歳の米国人サイドバックは今冬、アンドレア・ピルロ率いるユヴェントス移籍の可能性が報じられた。同じくダラスの下部組織出身のMFウェストン・マッケニーを昨夏、シャルケから獲得したユベントスは数週間前からレイノルズの獲得を計画。しかし、新たなEU圏外出身選手の登録が不可能であることから、契約後にフィリッポ・インザーギが指揮を執るベネヴェントへ選手をレンタルする案を検討していた。

 そんななか、ローマがレイノルズの獲得に参入。ダラスに対して移籍金800万ユーロ(約10億円)のオファーを提示し、選手には年俸80万ユーロ(約1億円)の複数年契約(『スカイスポーツ』は4年半の契約と報道)を準備したとみられる。ユベントスは現段階でオファーの増額を検討しておらず、より好条件のオファーを提示したローマが争奪戦を制し、近日中にも契約サインへ向けて選手らと合意する見込みとなっている。

 レイノルズは2001年生まれの19歳。右SBを主戦場とし、2020シーズンはMLSにおいて19試合に出場4アシストを記録するなど若くして印象的な活躍を見せた。足元の技術に加えてフィジカルにも恵まれており、北米を代表する若き才能の1人として期待が寄せられている。

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