beacon

ボーンマス加入のウィルシャー「本当に苦しかった」無所属期間の苦悩を明かす

このエントリーをはてなブックマークに追加

MFジャック・ウィルシャーが苦悩を明かす

 元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーが、現状について語りながら今後へと意気込みを示している。

 ウエスト・ハムを去り、2020年10月から無所属の状態が続いていた現在29歳のウィルシャーは1月18日、約3か月の空白期間を経てイングランド2部ボーンマスと正式契約を結んだ。

 同選手はかつて16-17シーズン、当時1部のボーンマスに期限付き移籍で加わった経験があるため、3年半ぶりの古巣復帰となった。だが、本人は2部でプレーすることになるとは思ってもいなかったようだ。自身の『Twitter』を通じて心情を明かしている。

「これまでチャンピオンシップ(2部)でプレーしたことはなかったし、そうなるとも思っていなかった。もし10年前、先々2部でプレーすることになると言われても“そんなわけないだろう”と即答しただろうね」

 一方で今季の前半戦、無所属で過ごしたことにはさまざまな自問自答があったと告白している。

「もちろんウエスト・ハムから離れて、ここまで難しい状況に陥るとは思っていなかった」

「プロ選手としてここまでそれなりにサラリーを稼いできたから、生活に困ったりはしていなかった。だけど、コンディションやモチベーションの点では本当に難しかった。やはり実戦の感覚はなくなるし、家だけでなく、近くの公園に出てトレーニングもしていたよ。だけど、今の社会状況から公園も封鎖されてしまったし、本当にこれで良かったのかと自問自答もした。本当に大変だった。これは嘘ではないよ」

 葛藤を経て2部ボーンマスでリスタートを図ることになったウィルシャー。現在2部6位のチームを来季の1部昇格に導くことが、現在の目標だと公言している。

「結果的にここにいる。やっぱり今一度ピッチの中で可能な限りのことをしたかったんだ。ボーンマスを1部へと導きたい。それが今すべき最大の目標だ」

●プレミアリーグ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP