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ミランは前半戦首位リターンも…イブラ「無意味だ」「最も難しい時期は今ではない」

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チームを牽引するFWズラタン・イブラヒモビッチ

 ミランは23日のセリエA第19節でアタランタに0-3の完敗。首位でリーグ戦を折り返したものの、FWズラタン・イブラヒモビッチは「無意味」と語った。23日、イタリア『スカイスポーツ』が伝えている。

 首位を走るミランだが、23日のアタランタ戦では完敗。リーグ戦では、今月6日の第16節でユベントスにつけられて以来となる今季2つ目の黒星となった。この試合でリーグ戦は折り返しとなり、2位インテルもウディネーゼと引き分けたため、ミランは前半戦を首位でフィニッシュ。しかし、最終目標であるリーグ制覇に向けて、この男は黙ってはいなかった。

 前節に先発復帰から2得点を挙げたイブラヒモビッチは、今節フル出場。しかしこの試合は不発に終わった。「今日は多くのものを欠いていた。私たちの日ではなかった」と試合を振り返り、「いま重要なことは体力回復に努め、次の試合に備えることだ」と気持ちの切り替えを語る。リーグ戦折り返し時点での首位については「無意味だ」と強調した。

「30試合以上負けなかったのにここにきて2試合で敗れた。このチームは繊細だ。主力を欠いたり、経験が足りない若いプレーヤーが出ることもあるからね」

「だが、これは言い訳にはならない。私たちは多くの犠牲を払い、働かなければいけない。冬のチャンピオン? そんなものは無意味だ。チャンピオンシップの途中でここまでは順調だ。だが、まだ試合はたくさんあるんだ。今は続けなければならない。最も難しい時期は今ではないのだから」

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