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「ロバートソンもA・アーノルドも物足りない」リバプールOBが指摘する不振の原因

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主力として活躍する22歳DFトレント・アレクサンダー・アーノルド

 リバプールOBレイ・ホートン氏が、古巣の不振について分析している。

 過去2シーズンでUEFAチャンピオンズリーグとプレミアリーグを制したリバプール。今季も序盤戦は首位を走っていたが、直近5試合で勝利なし(3分け2敗)。21日には第18節でバーンリーに敗れ(0-1)、アンフィールドでのリーグ戦無敗記録も「69」でついにストップした。

 近年まれにみる不振に苦しむリバプールについて、同クラブで2度の優勝経験を持つホートン氏が『RTE Sport』で言及。問題点を指摘した。

「中央の守備の要である(フィルヒル)ファン・ダイク、(ジョエル)マティプ、(ジョー)ゴメスを失った際、ファビーニョを中盤から最終ラインへ、同じくジョーダン・ヘンダーソンもそうした。それは中盤が弱くなることを意味する」

「リバプールがうまくいっていないエリアの1つが中盤だ。そこからアタッキングサードに侵入できていない。3トップがギャップから離れて、少し低い位置まで降りてきている」

「フルバックの2人もそうだ。トレント・アレクサンダー・アーノルドアンドリュー・ロバートソン、2人の最高の選手たちが高い位置に出てチャンスを作っていた。しかし、今のところ彼らのラストパスは最高の質とは言えない。だからこそ、18ヤード(約16m)のボックス内で明確なチャンスを作れていないんだ」

 また「私がいた頃も、前半で本来あるべき姿を見せられなかったことがあった。その時には団結を呼びかけ、共に戦うんだ」とコメント。スカッドのレベルは高いとしつつ、巻き返しを期待している。

「ジェームズ・ミルナーら数選手が『選手たちが立ち上がるべき時が来た』と言っているのを聞いたよ。彼は絶対的に正しい。これはリバプール選手たちの試練になるだろう」

「リバプールには十分なクオリティーがある。再び勝ちはじめ、勝利の感覚を取り戻せば、素晴らしいシーズンを送るだろうね」

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