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格下に逆転負けで6位転落のナポリ、ガットゥーゾが不満「こんな戦い方ではダメ」

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ナポリの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾ

 ナポリの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾが24日のベローナ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて敗戦の弁を述べた。

 ガットゥーゾ率いるナポリは24日、セリエA第19節で今シーズン好調のベローナと敵地で対戦。開始直後にFWイルビング・ロサノのゴールで先制に成功したが、その後に3点を奪われて1-3で逆転負けを喫した。順位表ではユベントスやアタランタに追い抜かれ、6位へと転落したナポリ。指揮官のガットゥーゾはアウェーでの一戦を振り返った。

「責任を強く感じている。采配は私が決めるのであり、勝てなければ私の責任だ。序盤は4、5回の決定機を作り出して相手を苦境に陥れ、試合を決めてしまうことができたはずだった。しかし後半、自ら試合を台無しにしてしまった。相手が肉弾戦を得意とするチームであることは分かっていたのに。相手の好きなカルチョをすれば苦しめられる。ただどのチームもリーグ戦において好不調はある。頭を切り替えて前を向いて行きたい」

「常に“毒々しさ”が課題に上がるが、スーパーマーケットに行ってキロ買いできるわけではないし、選手の名前を口にするだけでその選手が変わるわけでもない。今日は自分たちの本来の戦いができず、同じ形で3失点してしまった。シュート5回で3点を奪われており、受け方に問題がある。相手にプレゼントしすぎだ」

 また、ナポリ指揮官は来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場を目指す上で、現状のままでは目標の達成が難しいと嘆いた。

「私もクラブもCLで再びプレーすることを目標としているが、このような戦い方ではダメだ。バラバラになってしまっては困難になる。私1人で何かできるものではないし、みんなが一丸となって真剣に取り組み、欠点を克服していかなければならない」

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