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絶対的存在となった原口元気の去就は…イタリア&スペインのクラブも獲得を打診か

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 ブンデスリーガ2部ハノーファーに所属する日本代表MF原口元気は、来シーズン何処でプレーするのだろうか。ドイツ『ビルト』や『シュポルトバザー』がそれぞれ、同選手の今夏以降の去就に関する記事を掲載した。

 2018年夏にハノーファー入りした原口は、現在のチームで欠かせない存在に。今シーズンチームで唯一すべての公式戦に先発出場を果たし、直近3試合は3ゴール1アシストをマークするなど攻撃的MFとして活躍している。先日のニュルンベルク戦では、現地誌『キッカー』でマン・オブ・ザ・マッチ、第17節のベストイレブンに選ばれた上で同節のMVPにも輝いた。

 一方、現在29歳の同選手は今夏にハノーファーとの契約が満了を迎える。『シュポルトバザー』が紹介したコメントによれば、ケナン・コジャク監督は契約延長について、「おそらく簡単ではないだろう」と見解。クラブ首脳陣に向けて、「彼が非常に優れた選手であること、我々は彼との仕事を続けることを強く望んでいるとハッキリと伝えている。それ以上のことはゲリー(ゲルハルト・ツーバーSD)がマルティン・キンド(会長)との協議の上で、ゲンキとの間で決めることだ」と話していたという。

 『ビルト』によれば、原口が残る可能性はハノーファーの来季所属リーグ次第のようだ。クラブは数カ月前から選手や代理人のトーマス・クロート氏と交渉に入っているとのことで、背番号10は「来季は必ず1部でプレーしたいことを強調した」とのこと。また、原口には今冬、すでにイタリアやスペインのクラブからの打診が届いている模様。2018年に原口をハノーファーに連れてきた現ケルンのホルスト・ヘルトSDが興味を抱いているとも伝えている。

 『ビルト』曰く、ハンブルガーSVやボーフム、以前レンタルでプレーしたことのあるデュッセルドルフも1部に昇格した場合、原口の獲得に動く可能性を指摘。今夏にフリーでの移籍となれば、引く手あまたとなるかもしれない。

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