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チェルシー初陣で若手外したトゥヘル監督「最も不公平なラインナップだったかもしれない」

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 チェルシーは27日のプレミアリーグ第20節で、チェルシーはウォルバーハンプトンと0-0で引き分けた。ただトーマス・トゥヘル監督は「将来に向けて、いい感触が得られたよ」とコメントした。『BBC』が伝えている。

 チェルシーは25日にフランク・ランパード監督を解任。大型補強で期待された今季だったが、19試合を終えて8勝5分6敗の9位と結果を残せていなかった。翌26日には昨季までパリSGを率いたトゥヘル氏を招聘。早速、27日の試合で初陣を迎えていた。

 先発メンバーにはランパード前監督が積極的に起用していたMFメイソン・マウントやMFクリスティアン・プリシッチをベンチスタート。FWオリビエ・ジルーらベテランを起用した。

 これについてトゥヘル監督は「シーズン中盤に差し掛かっていることもあり、経験豊富な選手を選んだ」と説明。しかし「私たちには若い選手が揃っている。若い選手と経験豊富な選手がいいかたちでミックスされている」とも話すと、「1日のトレーニングだけでチームを選ぶことはできない。それは公平ではないので、これまでで最も不公平なラインナップだったかもしれない」と今後の競争を期待した。

「残念ながら得点には至らなかったが、このようなパフォーマンスを続けていけば結果はついてくる」

 何かを変える必要があるかと問われた新指揮官は「あまりない。どの選手も、あらゆる点で肉体的な強さを要求される厳しいリーグだ。このようなリーグで、3日ごとに勝利を目指すうえで必要なエネルギーと雰囲気をつくりだすことには慣れている。そして私たちなら、それが日常的にできると信じている」と巻き返しに意欲を示した。

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