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4年間で約700億円、メッシの契約内容流出にバルサが声明「適切な法的措置を講じる」

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 バルセロナは31日、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの契約内容が流出したことを受けて、公式声明を発表した。

 メッシとバルセロナは2017年11月に現行契約を締結した。31日、スペイン紙『エル・ムンド』がその契約書を独占的に入手したとしてスクープ。契約で設定されたボーナス条項がすべて達成された場合、今年6月の契約満了までの4年間でメッシには総額5億5523万7619ユーロ(約706億円)が支払われること、最大額の92%分をすでに受け取る権利を得ていることなどを報じ、物議を醸している。

 バルセロナは債務総額が12億ユーロ(約1510億円)、短期負債が7億3000万ユーロ(約920億円)に上ることを公表し、極度の財政難に陥っていることを明らかにしていた。そうした財政難の要因がメッシへの支払額であるとして、契約内容がリークされた流れだった。

 バルセロナは『エル・ムンド』に対して「適切な法的措置を講じる」と遺憾の意を示し、以下の声明を発表している。

「本日『エル・ムンド』に掲載されたバルセロナとリオネル・メッシ選手との間で締結されたプロ契約に関する情報について、クラブはそれが当事者間の守秘義務の原則に準拠する私的な文書であることを考慮し、掲載を遺憾に思っています」

「バルセロナはこの文書の公表についていかなる責任も負いません。また、この文書の公表によって生じる可能性のある損害については『エル・ムンド』に対して適切な法的措置を講じます」

「バルセロナはリオネル・メッシが世界最高の選手になるために、フットボール史上最高の選手になるために努力してきた関係を損なう場合、特にリオネル・メッシのイメージを傷つけようとする場合、リオネル・メッシを絶対的に支持することを表明します」

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