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サンプドリア指揮官ラニエリ、ユベントス戦黒星を悔やむ「相手を楽にさせた」

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 サンプドリアのクラウディオ・ラニエリ監督は、ユベントス戦の敗戦を悔やんでいる。

 セリエA第20節でユヴェントスと対戦したサンプドリア。この一戦では吉田麻也が先発出場。42分には裏に抜けたクリスティアーノ・ロナウドのシュートチャンスを吉田がタックルで間一髪防いでいたが、結果的にサンプドリアは0-2で敗れる結果となった。

 指揮官ラニエリは試合後『Sky Sport Italia』に対して「ユーヴェを楽にさせてしまった」と敗戦の内容を悔やんでいる。

「やろうと思ったことができなかったね。正直なところ、異なる流れの試合を望んでいたのだが……。我々はボールを頻繁に失ってしまった。まるでノールックパスで前へと運ぼうかとしているかのよう。結果としてユヴェントスに多くのチャンスを献上してしまったね」

「後半はもっと巻き返せると思ったのだが、(ファビオ)クアリアレッラのシュートぐらいで、何か明確な決定打を生み出すまでに至らなかった」

 1月上旬にはインテルを2-1で撃破していたサンプドリア。その時と何が異なるのかを記者から問われると「インテル戦のときは、今日よりも勇気を持ってプレーしていたように思える。今日はボールを保持しても、相手ゴールへと迫ろうとする推進力に欠けていたかもしれない。インテル戦のときのような明確な自信が感じられなかった」と結果を悔やんでいる。

 それでも勝ち点26で現在10位に付けているサンプドリア。第21節は12位ベネヴェント、第22節は11位フィオレンティーナと、勝ち点で争うライバルとの直接対決となるだけに、ここからの巻き返しが期待される。

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