beacon

ブレーメン指揮官もパフォーマンス称賛した大迫勇也、退団の可能性は消滅か…

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ブレーメン率いるフロリアン・コーフェルト監督はシャルケ戦でFW大迫勇也が見せたパフォーマンスを称賛した上で、復調したと強調。ドイツ紙『ビルト』がコメントを紹介した。

 30日に行われたブンデスリーガ第19節でブレーメンはホームで最下位シャルケと対戦。前半に先制点を奪われたブレーメンだが、後半に入ってから優勢に立つと、61分から途中出場の大迫が起点となり、77分に同点に追いつく。結局スコアはその後動かなかったものの、大迫は惜しいヘディングシュート(74分)を放ったほか、何度か味方のシュートチャンスも演出していた。

 今シーズンなかなか調子が上がらず、現地では批判が集中していた大迫だが、コーフェルト監督曰くここに来て大きく改善したとのこと。指揮官は「一時、彼の起用を説明することができなくなっていた」と振り返りつつ、シャルケ戦では「彼は今回はトップな試合をした」と称賛。次のようにも語っている。

「ユウヤはとても繊細な人間だ。彼の家族がデュッセルドルフから訪れ、3日間息抜きする機会を与えたんだ。その後、私は彼に彼のことを信じ続けていることを伝えている。そして彼はどんな力を持つのか見せてくれたんだ」

 コロナ禍により国内でも気軽に移動できない状況が続くドイツ。そんな中、デュッセルドルフに住居を置く家族が訪れたことが大きかったようだ。なお『ビルト』では、以前Jリーグ復帰の可能性も取り沙汰されていたFWは「今冬の退団の話はもはや消滅した」とも伝えられている。

●海外組ガイド●ブンデスリーガ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP